今回はSaaS、PaaS、IaaSについてメモしてみたいと思います。
SaaS、PaaS、IaaSを話す前にクラウドはなんなのかを簡単にみてみましょう。
クラウドとは
コンピューターの利用形態のひとつです。インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います。
クラウドの特長のひとつは、利用にあたって、コンピューター(サーバー)の所在地(どこ?)が意識されない点です。そして、クラウドの形態で提供されるサービスを「クラウドサービス」と言います。
SaaS、PaaS、IaaS
SaaS, PaaS, IaaSは「どこまで提供するクラウドサービスなのか」によって分けられます。
- SaaS:ソフトウェアの提供
- PaaS:プラットフォームの提供
- IaaS:仮想サーバーやネットワークなどインフラの提供
SaaS(Softwere as a Service)
SaaSは以下を提供します。
- アプリケーション
- プラットフォーム(OS)
- インフラ(ハードウェア)
具体的にはSNSやブログ、Webメールサービスなどがあります。
PaaS(Platform as a Service)
PaaSは以下を提供します。
- プラットフォーム(OS)
- インフラ(ハードウェア)
OSの入った状態のサーバーに利用者がアプリケーションなどをインストールして使用します。
例としてはレンタルサーバーがあります。
IaaS(Infrastructure as a Service)
IaaSは以下を提供します。
- インフラ(ハードウェア)
IaaSの場合はインフラのみ、すなわちネットワークやサーバーのマシンなどを提供します。
終わりに
SaaS, PaaS, IaaSで便利を基準とすればSaaS, PaaS, IaaS順になるし自由度を基準とすればIaaS、PaaS、SaaSになるでしょう。
参考
https://jpn.nec.com/cloud/smb/column/01/index.html
AWS仕組みと技術がしっかりわかる教科書
