AWS(Amazon Web Services)は、世界中のさまざまな場所に配置されたクラウドコンピューティングインフラストラクチャを提供しています。AWSは顧客に高可用性、拡張性、セキュリティを提供するために、リージョン、アベイラビリティーゾーン、エッジロケーションのコンセプトを採用しています。これらはAWSの重要な概念であり、それぞれ役割をメモしていきたいと思います。
リージョン(Region)
AWSのリージョンとは、物理的に隔離された地理的な領域のことを指します。各リージョンは、複数のデータセンター(アベイラビリティーゾーン)から成り立っています。AWSのリージョンは、地理的に分散しているため、災害や障害が発生した場合でもサービスの可用性を確保することができます。各リージョンは独自のリソースを持ち、AWSの全てのサービスを提供しています。例として、米国東部(バージニア)、アジア太平洋(東京)、欧州(ロンドン)などがあります。
日本には東京と大阪にあります。
アベイラビリティーゾーン(Availability Zone)
アベイラビリティーゾーン(AZ)は、リージョン内の物理的なデータセンターゾーンを指します。各リージョンは、少なくとも2つ以上のアベイラビリティーゾーンから構成されています。これにより、1つのアベイラビリティーゾーンに障害が発生しても、他のアベイラビリティーゾーンでサービスを継続することが可能となります。アベイラビリティーゾーンは、低遅延のネットワーク接続で結ばれているため、高可用性と耐障害性を実現しています。
エッジロケーション(Edge Location)
エッジロケーションは、リージョンとアベイラビリティーゾーンとは異なるコンセプトで、AWSのグローバルなコンテンツデリバリネットワーク(CDN)であるAmazon CloudFrontの一部です。エッジロケーションは、世界中の主要な都市に配置されたエッジサーバーで構成されており、コンテンツをユーザーに高速に配信します。これにより、静的および動的なコンテンツのパフォーマンスが向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
エッジロケーションで利用できるサービスは以下があります。
- Amazon CloudFront
- Amazon Route 53
- AWS Shield
まとめ
AWSのリージョン、アベイラビリティーゾーン、エッジロケーションは、高可用性、拡張性、セキュリティを確保するための重要な要素です。リージョンは地理的に分散されたAWSの物理的な区域であり、アベイラビリティーゾーンは各リージョン内の複数のデータセンターゾーンです。そしてエッジロケーションはAmazon CloudFrontの一部で、世界中のユーザーに高速でコンテンツを配信するために利用されます。これらの機能は、AWSユーザーにとって高い可用性とパフォーマンスを提供し、クラウドコンピューティング体験を向上させます。
